2011年05月08日

乱歩1925

主催:おのまさしあたあ
期間:2011.04.22〜24
会場:乃木坂・COREDO

約1年ぶりのおのまさしあたあは「乱歩1925」と銘打ち、「赤い部屋」と「心理試験」の2本立て。ちなみに笑いなしのおのまさしあたあは、私は初めてである。


<Introduction>
江戸川乱歩の小説をお読みください(爆)。


○赤い部屋
ひとり芝居である。

主人公の男が、退屈で仕方ない人間たちの集まり「赤い部屋倶楽部」の面々の前で、過去に行った合法的な殺人を語るというスタイルである。観てると実際に殺れそうな気がしてくるのがコワイ(笑)。

印象に残ったのは、なんと言ってもオチ。普段なら、「きっとこう来るだろう」と予想が付きそうなオチなのだが、まったく思いもよらなかった。これにはやられた。完璧にやられた(笑)。


○心理試験
コロンボや古畑任三郎に代表される、観る人に最初から犯人が判っている倒叙ミステリーである。

個人的に、おのさんにコロンボ風の名探偵をやって欲しいとかねがね思ってたので、「あ〜忘れるところだった。ひとついいですか?」と犯人を呼び止めるところはむちゃくちゃ嬉しかった。もっとも、名探偵おのさんの出番、少ないんだけどね(爆)。

犯人役は、ネオゼネレイタープロジェクトでおのさんと共演してる石塚義高さん。ものすごく自分勝手な悪党である。内心の演技がコミカルっぽく感じた。

犯人に罪をなすりつけられそうになるのが、ショーGEKI大魔王連続出演の藤田マコトさん。デフォルメチックなとこが良い。

ショーGEKIメンバーの天野もえさんは被害者のゴーツクバーサン役なんだが、妙にはまってる。今後は若いのに老け役が似合う貴重な女優さんとして…(笑)。

タイトルでもある心理試験を実施した予備判事役は、おのまさしあたあではお馴染みの羽田勝博さん。探偵ものというと、探偵を引き立たせるために警察がやたら無能に描かれることがままあるが、本作では決め手に欠けるものの犯人を疑ってはいたので良かった。

それからもうひとつ特筆すべきは、小道具の屏風。ショーGEKIの辻崇雅さんが作ったそうなのだが、とても出来が良い。しかもおのさんに聞いたところでは、辻さんが自分で屏風絵を描いたそうな。これはすごい。おのさんが、「小道具で食っていけるのでは」と言っていたのも納得。


という訳で、シリアスなおのまさしあたあも良いものだ(笑)。
posted by ヨコハ魔の怪人 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | お芝居へ連れてって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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