2012年06月09日

ショーGEKI実験シアター

主催:ショーGEKI
期間:2012.04.17〜22
会場:八幡山・ワーサルシアター

2年ぶりのショーGEKI実験シアター、今回はワークショップ公演「時計・日常の中の非日常な時間」、若手・研修生公演「べらんめえシンドローム」、ショーGEKIメンバーによる「ベッドトークバトル2」の3本立て。それぞれがオムニバスなので、3演目とも観ると合計11本立てになる(爆)。


○WS公演「時計・日常の中の非日常な時間」
「チックタックレディ」等でお馴染みの赤と青のコードがついた時限爆弾(時限装置)を巡るお話。3本立て。


その1
野外に置かれた時限装置にOL、ビジネスマン、自称非番の婦人警官×2が通りかかり、所謂ドッキリと思い込み、カメラを意識した行動を取り始める。

OLは密かにビジネスマンが好きらしく、行きがかり上ビジネスマンに庇われる形になってえらく嬉しそうにわはは笑いしてたのが可笑しかった。


その2
オーディションに集められた6人。その場に置かれた時限装置を使ってアドリブ芝居を始める。

ゴ→カク」を思い出した。劇中劇のSFっぽいのが好み。


その3
遺産相続の為に久しぶりに4人兄弟が集まるが、そこに父の遺した時限装置があり、相続を巡った試行錯誤が始まる。

最初はものすごく仲が悪い兄弟だったんだけどねぇ。最後はイイハナシダナーと(笑)。


フレッシュなWS公演、なかなか面白かった。


○若手・研修生公演「べらんめいシンドローム」
ありそうであまり無かった落語の演劇化である。演出はおのまさしさん。

いきなりカブキロックスの「お江戸」を踊りまくるところから始まる。これは意表を突かれた。ここの振り付けはショーGEKI・鈴木とーるさんの初仕事だったらしい。

本編では、大量のセリフと江戸弁に苦戦したらしいが、なかなか良かったんではないかな。元が落語だけにオチがばっちり。


その1 「厩火事」
仲人(吉田章浩さん)のところにぐ〜たら亭主の八(城龍汰さん)の愚痴をこぼしに行く嫁のお崎(出口桃子さん)。

まあ、この調子でしょっちゅう来られたら仲人さんはたまらんわなぁ(笑)。不満タラタラに癖に別れようとはしないし。この噺での出口さんはウザ可愛い。


その2 「三枚起請」
花魁・喜瀬川(澤部美木さん)に騙された棟梁(和久井友哉さん)、猪之助(吉田章浩さん)、清造(城龍汰さん)の三人が喜瀬川を懲らしめに行く。

猪之助が喜瀬川に起請を貰ったときの事を猪之助が再現するんだけど、最前列で観てたらロックオンされたらしく、ものすごい近くまで迫られた(笑)。これもライブである芝居の醍醐味である(笑)。


その3 「芝浜」
大金を拾った熊五郎(杉山光一さん)に、女房(出口桃子さん)はそれは夢だと思い込ませて…。

これはとても良い話。出口さんは、1本目とは打って変わってしっかり者のおかみさん。最後に熊五郎が断っていた酒を呑もうとするシーンがとても良かった。


落語の演劇化も面白い。機会があったら、歌舞伎の演劇化という、馬から落馬して頭痛が痛いみたいな舞台を…(笑)。


○ショーGEKIメンバー公演「ベッドトークバトル2」
以前の実験シアターで好評だった「ベッドトークバトル」の第2弾。大人向けの話ではあるが、例によってそれほどいやらしくなく観られる。


初日のみ内堀克利さんと七枝実さんによるスペシャルコント「R15」があった。エロ表現はどこまでがOKか、ってな内容。七枝さんの内堀さんへの罵倒が褒め言葉になってるのが面白い。

その1 「お前、絶対女子高生じゃないだろう」
男(おのまさしさん)は女子高生をオーダーしたのだが、やってきた女(菅原泉さん)はどう見ても女子高生には見えず…。

ほとんど出オチという泉さんの女子高生振りが素晴らしい(笑)。おのさんのセリフで「私は仕事柄〇〇にはうるさいんだ」ってのが何回か出てくるのだが、結局なんの仕事かはわからず(笑)。


その2 「剣術家夫婦の夜の修行」
結婚して10年。跡取りに恵まれない剣術家夫婦(佐藤修二さん、吉川亜州香さん)は、それまでのやり方が間違っていたのではないかと考え、夜の修行を開始する。

こういうネタをベテラン殺陣師の佐藤さんと亜州香さんがやるってのがたまらん。刀と鞘を…に例えて修行するのが可笑しくてしょうがない。しかし観てる最中はあまり思わなかったんだけど、後から考えると、これ、結構ロコツだよな(笑)。


その3 「ベッドでカロリー計算」
夫婦の体重が同じだった頃が一番良かったので、太ってしまった夫は(鈴木とーるさん)はダイエット、痩せすぎた妻は(竹内美保さん)は体重増加に励む。

美保さんのパジャマをとーるさんが口で脱がそうとするという、考えようによってはものすごくエロくなりそうなシーンがあるのに、爆笑ものになってしまうのは、日頃の行いというか(笑)。


その4 「人妻の初夜」
夫に浮気された人妻(小林こずえさん)は、憂さ晴らしに若い男性(宮脇タケシさん)をオーダーするが…。

キャストが発表された時は、こずえさんがリードする方かと思いきや逆だったという(「ギャンブリング」がそうだったからな〜)。でも、おどおどした演技がハマってた。オチが最高(笑)。


その5 「人形プレイ」
憧れの先輩声優(廣田朱美さん)と結婚した後輩声優(辻崇雅さん)。夜の定番は人形劇。

ある意味、声優ファンの願望を具現化したみたいな話である。タイトルの「人形プレイ」、比喩ではなく本当に人形劇を劇中でする。歌姫の設定の人形に初音ミクのフィギュアを出したり、野獣のような男役の人形はエヴァンゲリオンだったり(笑)。



という訳で合計11本、楽しませて頂きました。
posted by ヨコハ魔の怪人 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | お芝居へ連れてって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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